いちいち取扱説明書なんか見てられない!という方への簡易故障判定
エアコンが動かない
○コンセントが抜けている
→コンセントを差し込む
※気合い入れて修理に行ってガッカリ第一位です…
○リモコンの電池切れ
→リモコンの電池を入れ替える
※これも結構あります。
○元のブレーカが落ちている
→ブレーカを上げる
※結構盲点です。頻繁に落ちる場合は別の原因も考えられます。
×基盤の故障
→修理が必要です
※エアコン屋さんでも判定が難しいです。
一度に多数の基盤に不具合が起きている事も…
×圧縮機の故障
→修理が必要です
※最悪圧縮機の交換が必要になります。
下手すると新しいエアコンを買い替えた方が良い場合もあります。
冷えない
○設定が送風・暖房になっている
→設定を変更する
※季節が変わっての使い始め時によくあります。
△フィルターが詰まっている
→フィルターを清掃する
→さらに内部が汚れている場合は洗浄による修理が必要
※風が流れないので冷えません。冷えないのに電気代はかかります。
最悪は圧縮機の故障にまで発展します。
×冷媒不足 … 判定方法:冷房運転で室外機に入っている2つの銅管のうち、太い方が冷えていない
→修理が必要です
※冷えないとなると大体考えられるのはコレ。
冷媒は適正量を入れないと故障の原因になりますのでエアコン屋さんを呼んで下さい。
運転するけどすぐ止まる
○室外機の近くに物が置いてある
→物をどかす
※けっこうやりがちなのがコレ。熱い空気を風で冷やすのが室外機の役割。
室外機近くに物があると熱い空気が逃げなかったり、熱い空気を
再度吸い込んだりします。
室外機の後ろと壁の間の隙間を詰めすぎるのも×。
最低10cm、できれば15cm以上はあけて下さい。
△室外機のフィンが詰まっている
→タワシ等でフィンの汚れを取る
→つまりが取りきれない場合は薬品洗浄による修理が必要です
※フィンに入っている配管は何重にもなっているのでタワシ等で
とりきれない場合が多いです。
なお、市販されている高圧洗浄機ではフィンを傷める恐れがあります。
×冷媒不足 … 判定方法:冷房運転で室外機に入っている2つの銅管のうち、太い方が冷えていない
→修理が必要です
※冷媒が少ない→冷媒の温度が上昇→警報で止まる→冷えてまた動くを繰り返します。
冷媒は適正量を入れないと故障の原因になりますのでエアコン屋さんを呼んで下さい。
送風機から異音がする
△ファンへの異物の絡まり
→ファンに絡まる異物を取り除く
→取り除けない場合は修理が必要
※分解修理は深入りしすぎないように。電源は必ずお切り下さい。
×ベアリングの異常
→修理が必要です。
※専用工具が必要になります。プロにおまかせ下さい。
×モーターの異常
→修理が必要です。
※モーター以外の機器を傷める可能性もあります。お早めに修理依頼をして下さい。
室内機から水が出る
×ドレンの異常
→修理が必要です
※ゴミ等によるドレンのつまりが考えられます。
施工してすぐのエアコンの場合は勾配不良が考えられます。
室外機から水が出る
○正常な状態です。
→どうしても気になる場合はアダプタとドレンホースで別の場所へ流す事ができます。
(逆勾配の場合は基本的に不可能です。)