【 給 水 配 管 工 事 】
いわゆる水道、バルブをひねれば水が出る配管の事です。
飲料用をはじめとして手洗い・トイレ・蒸気や冷却水への補給水・散水など
幅広い用途で使用されます。
給水配管工事を行う場合、水圧・水質・周囲環境が重要になってきます。
水圧が少ない場合、満足な量の水は供給できません。
水圧はポンプだけの問題ではなく、接続機器や配管、高低差など
様々な要因によって圧力は変動します。
圧力が低すぎる場合にはルートや配管の変更、ポンプの増設等が
必要となってきます。
水質も考慮すべき点です。
補給水としては主に上水・井水・工業用水・純水等が使われます。
飲料用に工業用水を使う事は許されませんし、
庭への散水ならばわざわざ純水を使う事はありません。
これらは分かりやすい例ですが、使用目的に則した安全かつコストの安い水を提供するお手伝いをさせて頂きます。
給水に限った事ではありませんが、配管の置かれる環境も注意が必要です。
天井裏等の結露が困る環境ならば保温をしなければなりません。
直射日光の当たる場所ならば塩ビ管よりも鋼管の方が耐久性が高いです。
人通りの多い場所を横切るならば架空か埋設にした方が邪魔になりません。
これらの条件を考慮した上で設計→積算→工事へという流れになります。